入社先として旭産業を選んだのは、学校に通うために横を通る私に、社員の方があいさつをしたり声をかけてくれたりしてくれて、とても雰囲気のよい会社だと感じていたからです。

高校時代は情報処理科でパソコンに関する知識やビジネスマナーを学びました。とはいえ、旭産業はものづくり企業。私も、ものづくりの現場で業務にあたるのだと思っていましたが、配属されたのは業務課でした。本社工場が主に生産しているのは、お客さまの生産設備の一部を担う工作機械です。製品が滞りなく生産され、受注から納品までがスムーズに進むように、業務課は材料の調達、予算や日程の管理・調整、お客さまとの交渉などを担います。その中で私は現在、お客さまからの受注処理や部材の発注、出荷処理、見積作成などを担当。パソコンを使って行う業務がほとんどですが、高校時代に情報処理科で学んだとはいえ、やはり実践の場は違い、発注の１件１件の金額は大きく、間違いがあってはなりません。何重にもチェックするなど緊張感を持って取り組んでいます。

業務課は、直接生産に携わるわけではありませんが、必要な部品・部材を欠品なく揃え、品質第一で納期に向けて全力で頑張ってくれている現場の皆さんの支えになれた、役立てた、と実感できることがうれしく、やりがいのある仕事だと感じています。今後さらに、お客さまのことや現場のこと、部品のことなどの知識を一層深めて、仕事の幅を広げていきたいと思っています。

仕事で困ったこと、分からないことがあっても、課の先輩たちは質問しやすく、親切に教えてくれます。見守られながら、入社からの7年で少しずつ経験と知識を積み重ねてきた実感があります。

入社後の配属先は業務課でした。現場に配属されると思っていたので、「業務課？何をする部署だろう」と最初は不安がありましたが、経験していくうちに仕事の面白さに気付けました。配属先が希望と違ったとしても、私がそうであったように新たな発見が必ずあり、自分の幅を広げることにつながります。不安や悩みをじっくり聞いてくれる雰囲気が当社の特徴ですので、ぜひ飛び込んできてください。