就職先として、地元愛知に根付いた企業を希望していました。就職活動中に創業から80年以上という長い歴史を持つ旭産業を知り、製造業でこれだけ長く続いている企業がそれほどないこと、長い歴史は社会への貢献やお客さまから必要とされてきたからだということ、そして三菱電機（株）の主要な協力会社として幅広い電子機器を製造している会社だと知り、信頼性が高く、まだまだ成長する可能性のある会社だと感じて入社を決めました。

入社後、現場見学・実習を含めた研修を経て、総務部に配属されました。当社の総務は事務用品の管理・発注といったいわゆる総務畑の仕事から、採用・人事、勤怠管理、法務（社会保険などの手続き）、防災関連などまで幅広く担当します。さらに、誰もが安全かつ健康に働けるように職場環境を整備する「労働安全衛生」や、パワハラ・セクハラといったさまざまな「ハラスメント」に関する入社時の研修、技能実習生の日常生活の指導やサポートも担当しています。
仕事の幅が本当に広く、今日は社用車のこと、明日は勤怠管理といった具合ですから、入社１年目の印象は、日々新しい業務が発生する、といった感じ。とにかく必死でした。それでも徐々に経験を深め１年を通した仕事の流れを把握できるようになり、目標とする「分からないことは総務に聞けばいい」と頼られる存在に向けて、手応えも感じ始めています。

総務部は間接業務、つまり利益を生まない部署です。「旭産業で働く全社員が総務のお客さま」だととらえ、直接部門（現場）の方々がより働きやすい環境を生み出せるように、現場の声をしっかり聞き取り、提案していけるサポーターになりたいと思っています。
働き方の多様化や少子高齢化に伴う人材不足など、企業を取り巻く環境は大きく変化し続けています。それらの変化に柔軟に対応できる知識を習得し、会社の成長につながる体制づくりに貢献していきたいと考えています。

旭産業は、自由闊達（かったつ）で若手の意見も大事にする会社。やりたいことを実現しやすい風土があります。ぜひ一緒に挑戦していきましょう。

自分でも意外でしたが、入社時研修を担当したことを通じて、「人と話すのが好き」で「どう伝えれば相手に伝わるかを考えるのが楽しい」という自身の新たな一面に気づけました。恐れずに一歩踏み出してみると、新たな発見にきっと出会えます。